大会レポート

【スマブラSP】「勝つ」ことの難しさ ~スマツク!vol.3を終えて~

昔から人の癖を読むことだけは得意だった。

スマブラ64に出会ったのは小学生の頃だったが

それから20年…
スマブラSPをプレイするまで、悔しくなるほど負けたことはなかった。

スマブラの画面外に吹き飛ばすシステムと私の得意な“人読み”は相性がよく
あまり練習をしなくてもそこそこ勝ててしまっていたから。

もちろん大会には出ておらず、友人としか遊んでいなかったという事もあるが
私はその友人間で勝つことだけで満足していた。

そんな時、社内サークルで「スマツク!vol.2」の参加メンバー募集を目にした。

スマブラSPがとにかく楽しい時期でもあったので
せっかくだからと参加することに決めたのだが

社内代表メンバー選考会で負けたし

大会中に2戦だけ先鋒で出させてもらって、2戦とも負けた。

私は負けに負けたが、チームの結果は上々の3位。

自分だけがただ負けて、何もしていないことが本気で悔しかった。

以来、私は目標を「スマツク!vol.3」で勝つことに設定して

初めて“真剣に”スマブラを遊ぶことにした。

まずはスマブラそのものが上手くならないといけないと思い
片っ端からトッププレイヤーの対戦動画や解説動画を見漁り
友人と対戦しない日でもトレーニングモードで操作練習をした。

以前は“ゲッコウガ”を使っていたが、あえて使うことをやめた。

“ゲッコウガ”は上手い人が使うと勝てるキャラクターであって
下手な人が使っても決定力不足になると感じたから。

代わりに“マリオ”を使うことにした。

正直、苦手なキャラも多くて大会で勝ち進めやすいキャラクターではないが
自分のペースに持ち込む技術もあがるし、スマブラの基礎的な部分を練習することに向いていたからだ。

空ダもずらしも反転空後も
楽しく遊ぶ分には使えなくても問題ないテクニックだが
これで勝ちが増えるならと使えるように練習した。

あまり時間は多く取れなかったものの
地道にこつこつと次の大会まで練習を続けていった。

そして、遂に「スマツク!vol.3」を迎えることになった。

結果から言えば、チームは大敗。
個人成績としては 7戦 3勝 に終わった。

とりあえず個人的に勝てたことにはホッとしたが

あれだけ練習していたのに自分の動きが悪かったり
格上相手に手も足も出なかった。

なにより、ウォーミングアップで社内メンバーの上村さんにボコボコに負け続けた時が一番悔しかったかもしれない。

多少真面目に練習をしても
そう簡単には勝てないことを思い知らされる結果となった。

前回は
「負ける」悔しさを学んだ。

そして

今回は
「勝つ」ことの難しさを学んだ。

私としては悔いの残るような試合ばかりになったが
こうして、真剣に取り組んでみなければ分からないこともあった。

自分の悪い部分、相手の良い部分
なぜ負けて、なぜ勝ったか。

以前とは1試合から得られる情報が段違いに増していた。

それは
真剣に練習して
自分の苦手だった操作やキャラクター対策にも目を向けていたことで
自分や相手の動き方を丁寧に“理解”できるようになったからだ。

例え遊びでも

真剣に取り組んだこの経験を、きっと私は、いつまでも忘れない。

最後に

「スマツク!」が開催される度に

スマブラというゲームに向き合い

スマブラというゲームを好きになっている。


だからこそ


次は 「勝ちたい」


きっと私はまたコントローラーを握り

次の戦いに向けて、画面にかじりつく日々が始まるのだろう。