競馬ファンから見る『ウマ娘』の面白さ

「タンノ君は競馬好きだから、逆にウマ娘プレイしてないのかと思ってた」

『ウマ娘 プリティダービー』のリリースからすこし経った頃、友人からこんなことを言われました。
ウィットワンのトレーナー2号のタンノです。

なんでそう思ったの?と友人に尋ねてみると

・馬券ゲームがないから
・ウマの育成に関してお金が絡まないから(ゲーム内で)
・競馬が好きな人は擬人化に抵抗がありそうだから

ということでした。
確かに既存の競馬ゲームは、ゲームセンターのメダルゲームからコンシューマーの育成シミュレーションまで、馬券を買うゲームがほぼ必ず搭載されているし、育成に関しては種付け料、預託料などでお金が大事な要素の一つになっています。

しかし、ウマ娘ではそういった部分が丸々カットされています。
競馬好き=ギャンブル好きというイメージがまだまだ根付いている昨今、友人にこう思われても仕方ないことだったのかもしれません。

IMG_3710

だがしかし!

言うまでもなく、ウマ娘は面白い。

ベクトルの違いはあるものの、今までプレイした競馬ゲームの中でトップクラスに面白いでしょう。

なので私なりの、競馬ファンから見たウマ娘の面白いポイントを紹介させていただきたいと思います。

・育成の成果が目に見える

IMG_3705

ウマ娘では、各ステータスが数値化されていて、何をどれぐらい練習すべきかがわかりやすくなっています。
また、練習や出走による”疲れ”も体力ゲージや本人が訴えてくるので事前に察知することができます。

これが意外にも今までのゲームにはあまりなかったもので、調教をしたからタイムが〇〇になった、トモの張りが良くなった、など抽象的な示し方しかされないことがほとんどでした。

このウマ娘では、練習をしたその成果が数値化されていることで、育成の進め方がわかりやすく、また達成感を感じやすくなっています。

・デフォルメとリアルのバランス

ウマ娘では血統やウマのクラス分けなどは複雑にならないようにデフォルメされていますが、レースに関してはかなりリアルを追及して作られていると感じました。
「中山の直線は短い」「福島は荒れる」
ウマ娘ユーザーの間ではもうお馴染みですね。
自分の知っている競馬知識がふと出てきたときには、思わずニヤリとしてしまうものです。

また、逃げウマが出遅れて前に行けない、単騎逃げであっさり逃げ切られてしまった、ウマ込みから抜け出せず差し切れない、直線が短くて差しが届かない、など実際の競馬でもあるあるな負け展開が、馬を擬人化したゲームでも忠実に再現されています。

競馬場でそんな展開を目の当たりにした時は握りしめた馬券をビリビリに破り捨てたくなるものですが、ウマ娘ユーザーも同じ気持ちを味わってくれているに違いありません。

・走っているウマ娘の表情が見える

IMG_3715

これは私が一番感動したポイントであります。

実際の競馬では、直線で闘志をむき出しにし、勝ったときに喜びを爆発させるのは鞍上の騎手であり、競走馬自体はいつもと同じケロッとした表情をしています。

しかし、かつてマキバオーカスケードの日本ダービーで強く心を揺さぶられた世代の人間としては、全力で走っているであろう馬の気持ちを知りたい、と常に思っていました。
その夢を、このウマ娘が叶えてくれたのです。

IMG_3708
IMG_3701

いつもの明るい笑顔を捨て、鬼の形相でゴールを目指すバクシンオー…
一度でいいから勝ちたい!と一心不乱に走るハルウララ…

競馬が好きだからこそ、直線で感情を爆発させる姿に感動し、応援したくなるのです。

そんな私の推しは「イクノディクタス」
はやく育成してあげたいものです。

IMG_3716

また、新規にウマ娘に加えてもらいたい競走馬として上げたいのは「メイセイオペラ」「スギノハヤカゼ」
トップホースとは言えなくとも、陽の目を浴びてほしい名馬です。

最近の馬だと「マルターズアポジー」でしょうか。ツインターボより少し知的な感じでお願いします。

競馬が好きな人は絶対ウマ娘を楽しめるだろうし、ウマ娘を好きになった人も本物の競馬を見てみたらきっと面白いと感じると思います。
現在、競馬場に足を運ぶのは難しいですが、また気軽に行けるようになった際には、ぜひ足を運んでみてください。

大衆娯楽を幅広く楽しむアラサー世代。

主な生息地は競馬場・動物園・水族館。

関連記事

PAGE TOP