ゲーム企画を考える上で「企画者が面白い=ゲームを遊ぶ人も面白いはず」
という思考に陥りやすいのですが、設定されているターゲットユーザーが
求めている遊び方や楽しさとマッチしない場合も多々あります。
ではユーザーの視点を得るためにどうすればいいでしょう?
ターゲットユーザーが好きなゲームだけでなく、
普段の行動や、欲しいものなどターゲットユーザーが求めているものを
どこまで客観的に分析できるかが重要になります。
そしてここで使えるのが一つ目でお話しした面白さの分析と自分の言葉化です。
たとえジャンルや遊び方が違っていても、ターゲットになるユーザーが
楽しんでいる事(ゲームに限らず)の根本的な楽しさを分析、
理解できればそれを自分の企画に応用する事で
ターゲットユーザーに近づくことができるのです。
また、最近ではターゲットユーザーを分析する上で、
ユーザーペルソナやカスタマージャーニーマップなど
デジタルマーケティングの手法を使う場面も増えているので
こういったマーケティングの知識も勉強しておくと後々役立つと思います。
というわけで我流ではありますが、ゲーム企画を考える上で
重視している3つの視点についてお話ししました。
今のゲーム企画者はセンスももちろん重要ですが、
客観的に分析できる要素も大きいウェイトを持っていますので
ゲームの企画に興味のある方は是非色々な視点から
自分のゲーム企画を考えてみてください。
きっと新しい発見ができると思います。